アスリート 社員紹介 尾畑 元佳選手
アルカで社員として働きながら、走り高跳びの選手として高みを目指す尾畑 元佳(おばた もとよし)選手を紹介します!

尾畑選手は株式会社アルカに2018年4月に入社しました。現在はアルカ高島屋横浜店に勤務しています。
靴やインソールのカウンセリング販売を行うアルカの社員は、足や靴、病理に関する知識を身につける必要があります。走り高跳びの練習を続けながら勉強にも励む尾畑選手に、仕事との両立や使用中のアインラーゲンについて詳しくお聞きしました!

まず、どのようなスケジュールで過ごしているのですか?
試合近くの鍛錬期は週5日、試合前の調整時は週3日練習しています。
早番で店舗に勤務する日は18時に勤務が終わり、19時〜21時までグランドで練習をします。

遅番の日は20時まで勤務のため、家の周辺で基礎的な動きの確認を15分間だけ行います。
休日は陸上競技場へ行き、跳躍練習を含む、高強度の練習を4時間ほど行っています。
仕事と両立させる工夫はありますか?
競技と仕事のバランスは絶対に崩さないようにしています。どちらかにバランスが偏ってしまうと、競技の結果も店舗の売上も悪くなってしまいます。
どちらも結果を出すために、一切手を抜かない、妥協しないことを考えています。

競技も仕事もストイックな尾畑選手!走り高跳びという競技も、チームプレーとは違い自分との闘いですよね。そもそも始めたきっかけは何ですか?
小学生の時にテレビで走り高跳びの選手をみて、やってみたい!と思い、中学で陸上部に入部しました。
それまでは、身長が低いから長距離走の方が戦えると祖父に言われて、長距離の練習をしていました。しかし、いくら走っても速くなれず、高跳びをしてみたら同級生よりも高く跳べたんです。背が小さくても大きい人達に勝てたことに喜びを感じたのがきっかけです。
アルカに入社した理由も、競技をしていたことと関係があるのでしょうか?
そうですね。陸上競技をしていると、靴に対して非常に神経質になります。
また、靴一つで記録を左右することができるものでもあります。
そんな靴を作りたい!と考えていた時にアルカを知り、カウンセリングをして靴を選び、履き心地の調整をすることに興魅力を感じました。

入社してからアインラーゲンをシューズにいれて練習をされていますが、変化はありましたか?
陸上競技の跳躍種目は、走るトレーニング、ジャンプするトレーニング、ウエイトトレーニングと満遍なく練習をします。
特にジャンプトレーニングでは、体重の8倍以上の負荷が足底とアキレス腱にかかります。
アインラーゲンを入れる前は、練習後、アキレス腱とふくらはぎの張りが強かったのですが、使いはじめてから、張りが減り、高負荷の練習を多く積めるようになりました!
今後の目標は?
自己ベスト2m10cmの更新、日本グランプリシリーズへ2018年以来出場できるように、日本ランキング20番以内を目指します。
具体的な記録ですと、5月までに2m13cmをクリアすること、7月の長野県選手権で2m15cmを跳んで優勝して、長野県代表として国民体育大会へ出場をすることです。
現実的に考えて、東京オリンピックは間に合わないので、身体的ピークか来ることが考えられるパリオリンピックを目指していますが、まずはオリンピック選考会である日本選手権への出場が当面の目標です。
選手としての目標以外ですと、スポーツ指導者としてのキャリアもスタートさせました。
子供たちにスポーツを心の底から楽しんでもらえるような環境、指導をしていくことを目指しています。
走り高跳びの魅力を多くの人に発信していき、陸上競技、走り高跳びをマイナースポーツから、野球やサッカーのような、誰もが見に行きたくなり、盛り上がる競技にして行きたいです。

競技にも仕事にも、熱意をもって挑戦し続ける尾畑選手。これからも活躍を応援しています!!ありがとうございました!